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インスリノーマについて

○インスリノーマとは何か?

 インスリン(血液中の血糖値を下げるホルモン)を分泌するベータ細胞からなる腫瘍で、主に膵臓(すいぞう)に出来る。9割が良性、単体。まれに、胃などのほかの臓器にできることもある。大きくなり過ぎた腫瘍(3センチ以上←この大きさになるのに、何十年もかかる)は悪性になる確率が上がる。通常の腫瘍と違い、五年以上経過後にも再発が発見されることがある(進行速度が遅いため)。主な症状は、インスリン過分泌による低血糖で、空腹時の血糖値が40以下になることがある(通常は70〜110)。症状の強弱と腫瘍の大きさは、必ずしも同じではない。

 ホルモンゆえ、分泌のされ方にも波があるようだ。交感神経が優位な時や食後はインスリンの分泌が活発になり、副交感神経が優位のときは、多少おさまる(といっても通常よりは多い)。わたしの場合、起床とともに分泌が高まり、朝方急激に血糖値が下がっていた。
 
 インスリノーマの発病率は、100万人に1.4人で女性に多い。主に手術で腫瘍を取り除くが、手術ができない場合は化学療法(薬の投与)を行う。手術後は一時的に血糖値が高くなる(腫瘍からインスリンが過分泌され、本来のインスリンを出す機能の働きが悪くなっているため)。大抵は数週間〜数ヶ月で通常範囲に戻るが、インスリン分泌が正常に戻らず、糖尿病になることもある。

○低血糖(血糖値60以下)

 昨今、糖尿病患者が増え、問題視されている。糖尿病患者は血糖値が高い。では、低ければ良いのか……というと、そうでもない。脳が主に使うエネルギーはブドウ糖であるため、血中のブドウ糖度が低くなると、脳が正常に機能しなくなり、様々な症状を起こす。また、血糖0の状態が数時間続くと、脳死に至る。なお、血糖値60以下で低血糖とされているが、症状の出方は人それぞれで、80台などの正常範囲でも、低血糖症状を起こす場合もある。また、常に血糖の低い状態が続いていると、症状がなかなか出なくなる。

 低血糖の主な症状は、空腹感、強い眠気、動悸、冷汗、頭痛、痙攣、意識障害などがあげられるが、人により症状が違い、この限りではない。また、低血糖が長い期間続くと、うつ、記憶障害などがでる。

*低血糖についての詳しい記事は後日アップする

参考
ウィキペディア:インスリノーマ
京都大学 膵臓外科:インスリノーマ

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